剥きプロ(GoPro)を二輪ヘルメット(X-14)に内蔵する

バイクに乗ってアクションカメラ(GoPro)で走行動画を撮影するようになってから、顎マウントやネックマウントを試してみましたが以下の点に不満を感じていました。

GoPro顎マウントのデメリット GoProネックマウントのデメリット
顎の先端に約200gの重さ(アンバランス)がかかるので首に負担がかかりとても疲れる。 私には無理でした。 首の根元(肩)にぶら下げるので重量の負担がほとんどなく映像も良好だがライダーの視点の動きを表現することはできない。 

理想は顎マウントのようにライダー視点の撮影ができて首に負担のかからない軽量ブレ補正がバッチリなアクションカメラです。

今回はバイクのヘルメットに装着する事ができるアクションカメラでこんなものがあったらいいなぁーとずっと思っていたモノをGoProHERO7Blackショウエイ X-14加工して作ってみました。 下の画像の鼻の前にあるものが外装を取っ払った裸のGoPro7です。

まず最初にGoProを分解しました。

【剥きプロ7】GoProHERO7を分解しました。 二輪ヘルメットに内蔵します!
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ヘルメット(X-14)の加工

帽体から発泡スチロールの部材を取り外した状態。 中身の部材の収まりを確認しました。

メインボードとイメージセンサーの収まりの確認しました。

発泡スチロールをメインボードの厚み分(6〜7ミリ)削ってメインボードの収まるスペースを作りました。

イメージセンサーに繋がるリボンケーブルと干渉する内側のプラスチック部分を少し大きめに切り取りました。

操作ボタンのリボンケーブルを取り付ければマイクも搭載されているので音声操作と音声の録音が使えます。

GoProの加工

メインボードとカメラの角度の調整と固定

1.6ミリの電線を使ってカメラセンサーのサポートを作りました。

乗車時のヘルメット角度に合わせてカメラの取り付け角度を微調整しながらグルーガンで仮固定しました。

仮固定でカメラの取り付け角度が決まった後、グルーガンで肉盛りして固定の強化をしました。

ブレどめ

搭載時のグラつきを抑えるため純正ブレスガードの刺さる位置に銅線で固定用の足をつけてやりました。

こんな感じになります。 ちょっと不安な見た目ですがとても軽いのでこれでも大丈夫そうでした。

GoProバッテリーケースはスポイラーに穴を開けて後頭部のこの位置に入れ込むことにしました。

ヘルメット(X-14)用【剥きプロ】完成

サポート含めての重量は20グラムです。 顎マウントする場合の重量はGoPro本体(約120g)+マウントパーツで200g前後となるので約10分の1程度の重量となりました。 後頭部には30gのバッテリーを取り付けるので前後のバランスもよくなります。 装着して被っても重さを感じません。

寸法

カメラの奥行きは27ミリ

メインボードとカメラの大きさ

メインボードの横幅は51〜53.5ミリ

メインボードの高さは34ミリ

外観

このケーブルに操作ボタンとマイクが搭載されています。

GoProをヘルメットの中に取り付ける方法
最後に話はぜんぜん変わってしまいますが、ショウエイのヘルメットって今は正規販売店以外のネットショップで買うとすっごい高いんですね!びっくりしましたわ( ;´Д`)

通販でもナップスウェビックなら今まで通り普通に買えるようです。

 

 

 

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