10月の末に上野原IC〜旧甲州街道〜城山ダム〜昇仙峡〜観音峠〜韮崎ICというワインディング三昧のコースをツーリングしてきました。
旧甲州街道のワインディングをトムクルさんの BOBBER TFC が軽快な走りで先導していきます。 その走りは後ろを付いていく私からするとむしろ軽快を通り越していて気合を入れて攻めの走りをしなければ速すぎて離されてしまうほど。汗
道の途中、BOBBER TFC に試し乗りさせていただきました。
久々に乗るビッグツインです。
クラッチミートをして発進した瞬間からアクセルと後輪がダイレクトに繋がっているような感覚で不快な振動もなく強力に加速してくれます。 回転数の低くエンジンの静かな状態でグングンスピードが乗るので最初のコーナーは速度感が狂ってしまい進入ですこし突っ込みすぎになってしまい慌ててしまいました。汗
コーナリングでは、すぐにステップを擦ってしまうので深く寝かして走ることはできませんが、トムクルさんのセッティングした BOBBER TFC のサスペンションは安定感抜群で安心してアクセルを開ける事ができ、リズムよくコーナリングを組み立てて走ると楽に速く走れる事がわかりました。
これが伝わる人は少ないかもしれませんがマリオカートに例えるとクッパのハンドリングにノコノコのエンジンが付いたような感覚に思います。 さじ加減なのでしょうが自分には好みの良いバランスに感じました。
興味が湧いたので帰宅したのち BOBBER TFC について調べてみました。
エンジンは水冷SOHC並列2気筒、最高出力は87 PS @ 6,250rpm、最大トルクは110 Nm @ 4,500rpmというスペック。 乾燥重量232㎏との事。
走行時によく使う回転域は2,000回転から4,000回転で低い回転で、どこからでも力強く車体を押し出してくれます。 重量のある車体もツーリングを流して走る領域では安定感というメリットがある事を感じさせてくれました。
ちなみにPANIGALE V4の最高出力は214PS@13,000rpm 最大トルクは124Nm@10,000rpm
最高出力だけ比べると PANIGALE V4 の最高出力は BOBBER TFC の2.5倍もあるけど公道ワインディングでそんなパワーは引き出せないし頑張って引き出したとしても下道ワインディングの持久戦でトムクルさんのライティングする BOBBER TFC の快速走行にずっとついていくのは無理(^^;; すぐに辛どくなって付いていくのを諦めましたよ。 よっしーさんの姿が見えなくなり距離が離れるとインカムの接続が途切れます。笑
トムクルさんは BOBBER TFC の購入時に他に Streetfighter V4S と BRUTALE 1000 RR とを天秤にかけて選んだという事でハイパーネーキッドとはキャラクターが大きく違うバイクなのですが、実際に一緒に走り、乗ってみるとなるほど〜!と唸ってしまうような実際に公道で使える領域の速さと楽しさがありました。
クラシカルな外見はデザイン的にはハーレーダビッドソンとかに近い部類なんでしょうが走らせてみた後の印象はディアベルとかのかっ飛び系のクルーザーに近いという印象でした。 足回りがそっち系ですものね。とにかくBOBBER TFCの快速さにはギャップ萌えしてしまいました。
自分はこのバイク好きだなぁー! 購入者の方々が羨ましいです。
この日のツーリングは高速道路を約200キロとワインディングを約100キロを走り帰宅しました。
以上、BOBBER TFC はツーリング快速なバイクだったという、お話でした。
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