3/12の富士スピードウェイ走行会にて転倒してしまったパニガーレをやっと修理しました。
クラッチカバーの交換
最初に穴の空いてしまったクラッチカバーを交換しました。
カバーを開けるとクラッチの下の方に金属片を発見
カバーの裏側の消音材の隙間にも金属片が2個ありました。 3個合わせると穴の面積に近い大きさになりました。
おまけに抜いたオイルの中には路面から拾ったと思われる砂利まで入っていました。 ちょっとこれにはショックを受けました。(^^;; 次のオイル交換の時にフィルターを見るのが怖いです。笑
クラッチカバーを止めているアルミのボルトにはT30のトルクスが使われていました。
プロの方はアルミのボルトの再利用はしないようですが、今回はアルミのボルトを再利用しました。 調べてみると、これについては色々な意見があるようです。 参考とされる方は各自のご判断でどうぞ。
クラッチカバー内側の消音パネルのスクリューには中強度ロックタイトを塗布しました。
右ステップの交換
次は右ステップの交換を行いました。
破損の箇所はステップに小さな傷とブレーキペダルの先端がグニョりと曲がっています。 ブレーキペダルは火で炙って曲げ直してしまえば良さそうな気もしましたがちょうど程度の良さそうな中古が見つかったので一式で交換することにしました。
ハンドルバーの交換
次にハンドルバーの交換を行いました。 ここではクランプにハンドルバーを固定しているスプリングピンの取り外し方がわからず苦労しました。
スプリングピンをラジオペンチで引っ張っても引き抜くことはできず最後は写真のように下から貫通ドライバーでピンをガンガン叩いて破壊しました。 おかげでハンドルクランプ側にまで傷をつけてしまいました。 コレは失敗でした^^;
画像の真ん中の筒状のものがスプリングピンです。 新しいハンドルバーにスプリングピンを打ち込んでいる途中です。 最後はツライチになります。
ちょっと画像が暗いですがハンドルの破断面から内径を覗いたところです。 横着しないでハンドルクランプごと取り外して内径側からピンを破壊すればよかったです。 その方がピンを簡単に破壊できることに気付きました。 というわけで私はいらぬ苦労をしました。笑
今回の修理に使った部品
純正部品 後ろは部品番号
- クラッチカバー 24311541AH
- クラッチカバーOリング 88641201A
- ハンドルバーチューブ右 87512772CA
- ピンスプリング(クランプ側)86150331A
- ピンスプリング(マスター側)86050171A
- 右ステップ一式は中古
その他
- ブレーキレバー
- バーエンドミラー
- エンジンオイル
動画
今年はコロナ自粛のこともあり新緑の気持ち良い季節にはPANIGALEに乗ることは出来ませんでしたが、これで再び走らせることができそうです。 懲りずにサーキット走行会にも足を運びたいと思います。
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